Eibach MINI CHALLENGE Japan

第1回 MINI CHALLENGE2020にアイバッハERSスプリング供給開始

2020年7月7日

MINI ワンメークレース MINI CHALLENGE JCWクラスに
アイバッハスプリングを全車に供給。
シリーズテクニカルパートナーへ

2020年シーズンよりアイバッハスプリングがJCWクラスの装着スプリングに選ばれた経緯や実際に装着してのフィーリングなどを開幕前の合同テストが行われた富士スピードウェイにて関係者の皆様にお聞きしました。

まずは大会事務局森下代表に2020年シーズンからのスプリングの変更と
数あるスプリングメーカーの中からアイバッハを選んだ経緯をお聞きしました。

MINI CHALLENGE JAPAN事務局ジオミックモータースポーツ株式会社森下代表(左)

MINI CHALLENGE JAPAN事務局ジオミックモータースポーツ株式会社森下代表(左)

今回2020年シリーズよりアイバッハスプリングを採用する事となった理由は、以前よりレース界で実績のあるメーカーの製品を採用したいとの思いもあり、 今回タイヤがダンロップに変更になるこのタイミングでスプリングの変更も実施しようと考えました。 今まではイギリスで走っていたサスペンション仕様をそのまま国内レースで使用していましたが、日本のサーキットは路面のμも違うのでレース界で実績があり、バリエーション豊富なメーカーの製品を試してみたいと思いアイバッハERSスプリングをテストしました。走行テストでは今までと同レートの製品でも車の挙動が全然違うというドライバーの コメントもあり、構造が単純に見えるスプリングであってもセッティングは奥が深いと感じました。

今シリーズJCWクラス全マシーンに供給されるERSスプリング

今シリーズJCWクラス全マシーンに供給されるERSスプリング

同スペックであってもメーカーの製造方法、材料ノウハウの違いで車の挙動がここまで大きく変わるという事をアイバッハERSスプリングを使い実際に体感しました。ドイツメーカーの高い信頼性・パフォーマンス性を兼ね備えた製品で、これが本物のスプリング メーカーの実力なのかと感じました。サーキットって同じ条件を再現しやすいじゃないですか、一般道路に比べれば。その中で同じレート、同じ長さのものを持ってても今までのものよりも走りが変わるっていうのは、それは凄いことだと思いますよね。だから我々も今回各チームに対して、スプリング変更はまぁ強制じゃないですか、我々が決めたことで、これを強制で使ってもらう訳ですが、そこは自信を持って、今までより良くなるからっていう形でお伝えできたのは、逆に僕らも良かったですね。実際に乗ってみないと感じられない、数字だけでは計れない部分を一般の方にも是非体感して頂き、アイバッハスプリングの良さを味わって頂きたいと思います。

次回第2回7月11日はアイバッハのスペックを決めたドライバー談話とチーム代表にアイバッハの感想をお聞きします。

MINI CHALLENGEとは?

MINIファンを中心とした、新たなカルチャーの創出。
2002年に英国でスタートしたNew MINIだけのワンメイク・レース「MINI CHALLENGE」が、日本に上陸しました。MINIファン同士での盛んな交流、MINI正規ディーラーの顧客サービスや新人メカニックの育成の場として、ジェントルマン・レーサーや若手ドライバーが参加する本格的なモータースポーツへの新しい扉として、これまでになかった「エンターテイメント・カーレース・シリーズ」の幕開けです。使用するマシンはMINI F56型JCWをベースに仕上げられたレース専用車。本国英国シリーズでも使用される「New MINI F56JCW チャレンジカー」を導入し、JAF公認のワンメイク・レース「MINI CHALLENGE ASIA.JAPAN SERIES(以下:MCJP)」として格式あるレースを開催しています。レース・フォーマットは英国のシリーズ同様に「決勝レース20分間+1Lap」の時間制限方式を採用、2レース開催時には第2ヒートはリバース・グリッドとなるアグレッシブなレース展開となり、海外レース出場を目指すドライバーの礎として、新世代のドライバー育成に貢献していきます。また、レース当日はエンターテイメント性を重視した各種イベントやSNSを活用した配信型コンテンツを併催し、国内外のスポンサーを含む異業種・異業界との積極的なコラボレーションを展開。モータースポーツ現場でのあらゆる可能性を活用した新たな取組みに力を注いでいます。
関係するお客様への認知度拡大を通じて、「MINI」そして「JCW」の世界観を拡げるカルチャー・イベントとなる次世代型のワンメイク・レースを目指しています。

ABE SHOKAI